こんにちは、syunです。
今回は初心者のためのそろばん講座第1回としてそろばんの基本について書いていきます。
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各部分の名称
まず、そろばんの各部分の名称を紹介します。
そろばんは木の軸に珠が1列に5つついたものが並んだ構造をしています。
このうち、白い線より下にある4つの珠のことを1珠と呼びます。
これは、その名の通り1つの珠で1を表します。
また、白い線より上にある1つの珠を5珠といいます。これもその名の通り5を表します。
そろばんでは、この2種類の珠を使って計算を行っていきます。
また、この白い線の上には4桁ごとに定位点と呼ばれる点がついています。
これは位取りをする際に使うものです。
一般的にはそろばんの真ん中にある定位点がそのすぐ右にある定位点を一の位とします。
そろばんの姿勢
次に、そろばんを行う時の姿勢について解説します。
そろばんは右手の親指と人差し指を使って動かします。
そのほかの指は軽く握ってあげます。
そして、親指で1珠を動かし、人差し指で5珠を動かします。
左手は、そろばんの端でそろばんが動かないように添えておきます。
実際の検定試験や大会では計算してから答えを書くため、鉛筆を持ちながら計算します。
鉛筆は軽く握った中指、薬指、小指といっしょに握るとそろばんを動かすのにも邪魔になりません。
数の表し方
最後に、そろばんの数の表し方について解説します。
そろばんではまず計算する前にそろばんを0の状態にする必要があります。
これをご破算といいます。
ご破算には主に2種類の方法があります。
1つ目はそろばんを手前に傾けてから人差し指で5珠を弾いていくやり方です。
これはそろばん初心者の方におすすめの方法です。
力加減が難しいですが、慣れれば簡単にご破算を行うことができます。
2つ目は親指と人差し指をそれぞれ白い線に沿わせてご破算を行う方法です。
こちらは少し難しいですが、素早く片手でご破算を行うことができるというメリットがあります。
どちらの方法でも良いですが、ご破算をしてから計算をスタートします。
最近では、ワンタッチそろばんというご破算をボタン1つで行ってくれるそろばんもあり、多くの人が使っています。
そろばんではご破算をした0の状態から、1珠は珠を上に上げ、5珠は下に下ろすことによって数を表すことができます。
では各数についてみてみましょう。
このようにして数を表しながら計算をしていきます。
そろばんにおいては縦の1列で位を表し、実際の数字表記と同じように、一の位から左に行くに従って十の位、百の位、千の位と位が大きくなっていきます。
逆に一の位から右に行くに従って0.1の位、0.001の位と位が小さくなっていきます。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回はそろばんの基本について書いていきました。
動画でも説明していますので是非そちらもご覧ください。
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