こんにちはsyunです。
今回は初心者のためのそろばん講座8回目として割り算その1をやってみましょう。
今回は、2けた÷1けたと3けた÷1けたをやってみましょう。
割り算には割り算のルールがありますので、そのルールにしたがってやってみましょう。
割り算のルール
まずは、割り算のルールをみてみましょう。
割り算のルールは、
①割られる数をそろばんにおく。
②大きな桁から計算する。
③割られる数を1桁ずつ見て、割る数で割れる最大の答え(商)を考える。
④その商をすべて2桁とみて、そのすぐ左のけたに入れる。
⑤割り算の答えを引く。
⑥③~⑤を繰り返す。
⑦割る数の桁数に2足した桁数が1の位の位置。
という7つです。
これらを使ってやっていきましょう。
2けた÷1けた
まずは2けた÷1けたをやってみましょう。
まずは60÷2をやってみましょう。
まず①割られる数をそろばんにおくということで、60をそろばんにおきます。
次に②大きな桁から計算して、③割られる数を1桁ずつ見て、割る数で割れる最大の答え(商)を考えます。
今回割られる数は60なので、60を1桁ずつ見て、まずは6として見ます。
そうして6÷2を考えると、答えは3なので、商としては3となります。
次に④その商をすべて2桁とみて、そのすぐ左の桁に入れるということで、今回の商は3なので、2×3=6となり、この6を1桁ではなく、2桁とみて、06として、そのすぐ左の桁に商の3を入れます。
次に⑤割り算の答えを引きます。
これで割り算が完了しました。
割り算では⑦割る数の桁数に2足した桁が1の位の位置なので、今回割る数は2の1桁なので、これに2足した3桁目(百の位)が1の位の位置になります。
これで60÷2=30という計算ができました。
次に24÷2をやってみましょう。
まず①割られる数をそろばんにおくということで、24をそろばんにおきます。
次に②大きな桁から計算して、③割られる数を1桁ずつ見て、割る数で割れる最大の答え(商)を考えます。
今回割られる数は24なので、24を1桁ずつ見て、まずは2として見ます。
そうして2÷2を考えると、答えは1なので、商としては1となります。
次に④その商をすべて2桁とみて、そのすぐ左の桁に入れるということで、今回の商は1なので、2×1=2となり、この2を1桁ではなく、2桁とみて、02として、そのすぐ左の桁に商の1を入れます。
次に⑤割り算の答えを引きます。
まだ計算は完了していないので、⑥③~⑤を繰り返します。
なので、③割られる数を1桁ずつ見て、割る数で割れる最大の答え(商)を考えます。
割られる数は4です。
4÷2を考えると、答えは2なので、商は2となります。
次に④その商をすべて2桁とみて、そのすぐ左の桁に入れるということで、今回の商は2なので、2×2=4となり、この4を1桁ではなく、2桁とみて、04として、そのすぐ左の桁に商の2を入れます。
次に⑤割り算の答えを引きます。
これで割り算が完了しました。
割り算では⑦割る数の桁数に2足した桁が1の位の位置なので、今回割る数は2の1桁なので、これに2足した3桁目(百の位)が1の位の位置になります。
これで24÷2=12という計算ができました。
3けた÷1けた
次は3けた÷1けたをやってみましょう。
まずは150÷5をやってみましょう。
まず①割られる数をそろばんにおくということで、150をそろばんにおきます。
次に②大きな桁から計算して、③割られる数を1桁ずつ見て、割る数で割れる最大の答え(商)を考えます。
今回割られる数は150なので、150を1桁ずつ見て、まずは1として見ます。
1は5で割れないので、割られる数をもう1けた増やして15で考えます。
そうして15÷5を考えると、答えは3なので、商としては3となります。
次に④その商をすべて2桁とみて、そのすぐ左の桁に入れるということで、今回の商は3なので、5×3=15となり、15をそのまま2桁とみてそのすぐ左の桁に商の3を入れます。
次に⑤割り算の答えを引きます。
これで割り算が完了しました。
割り算では⑦割る数の桁数に2足した桁が1の位の位置なので、今回割る数は5の1桁なので、これに2足した3桁目(百の位)が1の位の位置になります。
これで150÷5=30という計算ができました。
次に126÷2をやってみましょう。
まず①割られる数をそろばんにおくということで、126をそろばんにおきます。
次に②大きな桁から計算して、③割られる数を1桁ずつ見て、割る数で割れる最大の答え(商)を考えます。
今回割られる数は126なので、126を1桁ずつ見て、まずは1として見ます。
1は2で割れないので、割られる数をもう1けた増やして12で考えます。
そうして12÷2を考えると、答えは6なので、商としては6となります。
次に④その商をすべて2桁とみて、そのすぐ左の桁に入れるということで、今回の商は6なので、2×6=12となり、12をそのまま2桁とみてそのすぐ左の桁に商の6を入れます。
次に⑤割り算の答えを引きます。
まだ計算は完了していないので、⑥③~⑤を繰り返します。
なので、③割られる数を1桁ずつ見て、割る数で割れる最大の答え(商)を考えます。
割られる数は6です。
6÷2を考えると、答えは3なので、商は3となります。
次に④その商をすべて2桁とみて、そのすぐ左の桁に入れるということで、今回の商は3なので、2×3=6となり、この6を1桁ではなく、2桁とみて、06として、そのすぐ左の桁に商の3を入れます。
次に⑤割り算の答えを引きます。
これで割り算が完了したました。
割り算では⑦割る数の桁数に2足した桁が1の位の位置なので、今回割る数は2の1桁なので、これに2足した3桁目(百の位)が1の位の位置になります。
これで126÷2=63という計算ができました。
まとめ
今回は、2けた÷1けたと3けた÷1けたの割り算を行いました。
割り算のルールは慣れるまで少し複雑かもしれませんが頑張りましょう。
練習問題もありますのでぜひ練習してみてください。
また、動画では実際に動かしながら説明していますので、分かりにくい部分がありましたら、ぜひご覧ください。
動画はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=fSC_579BFVo&list=PLlJQv1KVsp15BWxckmIRllqwM-HmvHsKK&index=9&t=0s
それではまた。
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