こんにちはsyunです。
今回は初心者のためのそろばん講座7回目としてかけ算その2を行なっていきます。
今回は2けた×2けたと2けた×3けたのかけ算をやっていきましょう。
今回もかけ算のルールにしたがって計算を行います。
今回はかけ算のルールが1つだけ追加されるのでそのルールも一緒に見ていきましょう。
かけ算のルール
前回までのルールは次の通りでした。
①かける数とかけられる数のけた数を足して、そのけた数に左手をつく。
②大きいけたから計算する。
③九九の答えを入れるたびに九九の一の位に指をつく。
④次はその指の位置から計算する。
今回はこれらのルールに加えて、
⑤全て計算し終えたら、左手を1けた右にずらす。
というルールを追加します。
また、前回はあまり考えることがなかった大きい桁から計算するというルールにもきまりがあるのでそこにも注目してやってみましょう。
2けた×2けた
まずは2けた×2けたをやってみましょう。
まずは52×56をやってみましょう。
まず、かける数とかけられる数の桁数を足した(2+2)4けた目に左手をつきます。
次に、大きいけたから計算します。
かける数が2けた以上のときは、かける数を固定して、かけられる数を大きい桁からずらしながら計算します。
なので、今回はまず5×5、次に5×6、次に2×5、最後に2×6を計算します。
なのでまず5×5を行います。
5×5=25なので、千の位に2、百の位に5を入れます。
計算したら、九九の一の位に指をつくので、5の位に指をつきます。
次に、5×6を行います。
5×6=30なので、百の位に3をいれます。
ここで、かける数の5はすべて計算し終えたので、左手を1けた右にずらします。
左手をずらしたら、次のかける数である2で計算していきます。
まず2×5を行います。
2×5=10なので、百の位に1を入れます。
計算したら、九九の一の位に指をつくので、0の位に指をつきます。
次に2×6を行います。
2×6=12なので、十の位に1、一の位に2を入れます。
これで、52×56=2912という計算ができました。
次に、42×12をやってみましょう。
まず、かける数とかけられる数の桁数を足した(2+2)4けた目に左手をつきます。
次に、大きいけたから計算します。
かける数が2けた以上のときは、かける数を固定して、かけられる数を大きい桁からずらしながら計算します。
なので、今回はまず4×1、次に4×2、次に2×1、最後に2×2を計算します。
なのでまず4×1を行います。
4×1=4なので、千の位はとばして、百の位に4を入れます。
計算したら、九九の一の位に指をつくので、4の位に指をつきます。
次に、4×2を行います。
4×2=8なので、百の位はとばして、十の位に8をいれます。
ここで、かける数の4はすべて計算し終えたので、左手を1けた右にずらします。
左手をずらしたら、次のかける数である2で計算していきます。
まず2×1を行います。
2×1=2なので、百の位はとばして十の位に2を入れます。
計算したら、九九の一の位に指をつくので、2の位に指をつきます。
次に2×2を行います。
2×2=4なので、十の位はとばして、一の位に4を入れます。
これで、42×12=504という計算ができました。
2けた×3けた
次は2けた×3けたをやってみましょう。
まず、76×345をやってみましょう。
まず、かける数とかけられる数の桁数を足した(2+3)5けた目に左手をつきます。
次に、大きいけたから計算します。
かける数が2けた以上のときは、かける数を固定して、かけられる数を大きい桁からずらしながら計算します。
なのでまず7×3を行います。
7×3=21なので、万の位に2、千の位に1を入れます。
計算したら、九九の一の位に指をつくので、1の位に指をつきます。
次に、7×4を行います。
7×4=28なので、千の位に2、百の位に8を入れます。
計算したら、九九の一の位に指をつくので、8の位に指をつきます。
次に、7×5を行います。
7×5=35なので、百の位に3、十の位に5を入れます。
ここで、かける数の7はすべて計算し終えたので、左手を1けた右にずらします。
左手をずらしたら、次のかける数である6で計算していきます。
まず6×3を行います。
6×3=18なので、千の位に1、百の位に8を入れます。
計算したら、九九の一の位に指をつくので、8の位に指をつきます。
次に6×4を行います。
6×4=24なので、百の位に2、十の位に4を入れます。
計算したら、九九の一の位に指をつくので、4の位に指をつきます。
次に、6×5を行います。
6×5=30なので、十の位に3を入れます。
これで、76×345=26220という計算ができました。
次に34×605をやっていきましょう。
まず、かける数とかけられる数の桁数を足した(2+3)5けた目に左手をつきます。
次に、大きいけたから計算します。
かける数が2けた以上のときは、かける数を固定して、かけられる数を大きい桁からずらしながら計算します。
なのでまず3×6を行います。
3×6=18なので、万の位に1、千の位に8を入れます。
計算したら、九九の一の位に指をつくので、8の位に指をつきます。
次に、3×0を行います。
3×0=0なので、何も入れません。
しかし、計算したら九九の一の位に指をつくので、百の位に指をつきます。
次に、3×5を行います。
3×5=15なので、百の位に1、十の位に5を入れます。
ここで、かける数の3はすべて計算し終えたので、左手を1けた右にずらします。
左手をずらしたら、次のかける数である4で計算していきます。
まず4×6を行います。
4×6=24なので、千の位に2、百の位に4を入れます。
計算したら、九九の一の位に指をつくので、4の位に指をつきます。
次に4×0を行います。
4×0=0なので、何も入れません。
しかし、計算したら九九の一の位に指をつくので、十の位に指をつきます。
次に、3×5を行います。
4×5=20なので、十の位に2を入れます。
これで、34×605=20570という計算ができました。
まとめ
今回はかける数が2けたのかけ算をやっていきました。
かけ算ではかける順番と、丁寧に指をついて計算していくことが大事です。
練習問題もあるのでぜひやってみてください。
動画ではここでは行わなかった問題もやっていますのでぜひご覧ください。
動画はこちらから
それではまた。
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